我が家の愛しいワンコが15歳になりました。
小さい頃から元気いっぱいで、病気という病気になったことのない健康な子です!
そんな健康優良犬だった愛犬も年を重ねるにつれてやはり年相応に色々と起こるようになりました。
老犬との付き合い方について、ここでは老犬の脚をいたわるリビング作りについて紹介しています。
犬の年齢換算とは
小~中型犬の場合:(犬の年齢+4)×4=人間年齢
酪農学園大学 より引用 https://cvdd.rakuno.ac.jp/archives/3404.html
(例)10才の小型犬の場合…(10+4)×4=56歳
大型犬の場合:12+(犬の年齢‐1)×7=人間年齢
(例)10才の大型犬の場合… 12+(10−1)×7=75歳
ワンコは7歳くらいからシニアと呼ばれます。人間でいうとアラフォー(大体40歳半ば)です。
そして10歳にあると人間でいうアラフィフ(大体50歳半ば)になります。
15歳なんていうと人間では80歳代になるのです。
「人間でいうと何歳かな」ということがわかると、自分の愛犬に何をしてあげたらよいのか、どういう生活があっているのかが見えてきます。
老犬になるということ
人間と同様に犬も年を取ると色々なところが弱まります。
足腰膝はもちろんのこと、臓器なども若いころとは違って機能が弱ってきます。
介護も必要になります。
本当に人間と同じなのです。
そして抵抗力も弱まりますので今まで病気にかからなかった健康なワンちゃんでさえ、病気にかかりやすくなります。
15歳になっても元気に走ることができているワンちゃんでも実は膝が痛かったりします。
痛がってから気付くことが多いと思うのですが、年を取ったワンちゃんにとって前のように戻らなかったりすることもあります。
普段から床を滑らないようにする、ジャンプはさせない、階段やソファーの昇り降りは避ける等の足腰を守ることも大切になってきます。
自分のことを話せない犬にとって、飼い主の日ごろからの観察とケアが大変重要になってきます。
ヘルニアを患ってしまった15歳の愛犬
15歳になっても元気に走り回っていた我が家の愛犬でしたが、突然ヘルニアに襲われてしまいました。
ヘルニアにかかった当初は補助なしではオシッコができない状態でした。
3週間の安静を経て、リハビリを経て、何とか自力で歩くこと、おしっこをすることが出来るまで復活したのです。
ですが、残念なことに右後ろ足には麻痺が少し残ってしまったのです。
疲れると引きずることがあります。方向転換をするときに足がこわばってしまってうまく曲げられず、ペタンと尻もちをつくようになりました。
年齢のせいもあり、これ以上の回復は望めず・・・。
踏ん張る力もだいぶ弱くなってしまいました。
そして我が家では滑り止めのために敷いていたタイルマットの上でも食事中や遊んでいるときに滑るようになってしまったのです。
そもそもヘルニアを患わずとも、人間だって80歳になれば足が痛い、腰が痛い、膝が痛くなりますよね。
そして踏ん張る力も立ち上がる力も弱くなってしまいます。
立ち上がるには踏ん張る力も必要になってきます。そして踏ん張るには滑らないということが条件になってきます。
犬も同じなのです。
愛犬も滑り止めのために敷いているタイルマットの上でも踏ん張れなくなってきてしまいました。
滑り止めに適しているタイルマットですが、さすがにグリップが効くほどの滑り止めにはなりません。
ご飯を食べるときや立ち姿勢が長い時、遊んでいるときにはさすがに踏ん張れなくなってしまいました。
正しい姿勢で踏ん張りが効かないと、足や股関節に負担がかかります。
そして筋力もどんどん落ちていってしまうので、正しい立ち姿勢で踏ん張れることってとても重要なのです。
新たな滑り止め・・・ヨガマット
そこで新たに取り入れたものがヨガマットです!
どうでしょう☆
立位も綺麗に保てます。
人間がヨガをやっているときに滑らないために使うヨガマット。
ワンコもそりゃそうそう滑りません!
ですが!!!!ここ注意です。
タイルマットもそうですが、足の裏の毛がボーボーですと何を使っても滑ります!(笑)
そして肉球が痛んでいると滑りやすくなります!
下に敷くものも大切ですが、日頃からの足の裏のお手入れもとても重要ですよ。
100均の滑り止めマットはどうなの?
さて、他にも滑り止めといったら100均などで売っている滑り止めマットもありますよね。
我が家もヨガマットに行き着く前に使っていました。
こちらも使わないときはすぐに仕舞えるし、愛犬の足も滑らないのでかなり良かったです。
ですが、100均の滑り止めマットはなんていってもサイズが小さい!
小型犬ならちょうどよいサイズかもしれませんが、愛犬は体重13キロのコーギーなので胴長さん。
100均の滑り止めマットではぎりぎり前足と後ろ足が乗る感じなので、マットの上への誘導が大変難しいのです。
ヨガマットも敷き詰めるわけにはいかないので、ヨガマットの上に誘導してご飯を食べさせたり、遊んだりするので、大きさには余裕がある方がいいかと思います。
滑り止めマットもサイズを大きなものも購入してみて使ってみました。
滑り止めマットの欠点としては【すぐにぼろぼろになる】点でしょうか。
滑り止めマットの上を走ろうものならすぐにボロボロになってしまいます。
ヨガマットもたまに欠片が落ちていますが、滑り止めマットよりは厚みがある分丈夫です。
滑り止めマットはシャンプー時に最適
滑り止めマットですが、リビングで使うにはヨガマットほどの良さがないように見えますが、我が家ではシャンプーの時に大活躍しています!
我が家では自宅でシャンプーをしていますが、その際に浴室の床にはバスマットを敷いていました。
浴室でシャンプーと乾かす作業をすべて行っているので、固い浴室の床で乾かす際に体に負担にならないようにバスマットを敷いています。
バスマットも滑るようになったので、バスマットの上に滑り止めマットを敷いてみました。
これがまた踏ん張りが効くので濡れた後のブルブルがしやすいみたいです。
足腰が弱ると5分程度でも立っていられなくなってくるので、体を支えながら洗うこともあります。
その時も愛犬の足が滑らないって助かるんですよね。
ヨガマットは洗えないものが多いのですが、滑り止めマットは洗えますし、濡れても大丈夫。
乾かせば何度でも使えます。
ただ、犬の毛が滑り止めマットに付くと結構取れません(涙)
シャワーで一生懸命流すことやコロコロをかけることが一番取れやすいかと思います。
先日、乾いたら取れやすいかな?と乾かしてから毛を払ってみましたが、全然取れませんでした。シャワーの方が取れました(笑)
私は毛を取ることを諦めて、滑り止めマットは洗う時専用にしました。なのである程度毛を払ったら乾かしてビニール袋に入れて片付けています。
使い方を割り切ると楽でいいかもしれませんね。
ヨガマットをこう使っています
我が家では老犬が突然走り出すので(元気すぎ笑)ヨガマットは敷きっぱなし。
愛犬が走る際に通る場所や、ご飯を食べるところ、水を飲むところ、遊ぶところなどに敷いています。
麻痺のリハビリもしているので、リハビリをやる際は必ずヨガマットの上を歩かせています。
ヨガマットの良さはすぐに丸めて片づけられるところでしょうか。
そして我が家で使っているものは8センチの厚みのヨガマットにしているので、クッション性もあり、老犬の足の保護にもなっていると思います。
家の中では自由に思い切り走らせてあげられるのも、ヨガマットのおかげです。
外でバカッパシリするとたまに顔面から派手にコケるようになったので(;^_^A、厚みのあるヨガマットの敷いてる家の中だと顔面からコケても安心です(笑)
ヨガマットにも欠点が・・・
ヨガマット、実は使いづらいところもあるのですが、それはヨガマットの上に粗相をされるととても困ると言う事(笑)
基本的にヨガマットは洗えないみたいなのですが、(私がお勧めしているヨガマットも洗えないです)私は粗相をされた部分におしっこシートを押し当てて粗相を吸い取り、粗相をされた部分だけを水で洗っています。
そうするとなぜかヨガマットから泡が出てくる・・・(笑)
嗅いでみておしっこ臭がしなければオッケー!
おしっこ臭が残っているのであれば、アルコール除菌をしたり、匂い取りをしておきます。
ヨガマットに染み込んだおしっこを出来る限り吸い取ることが鍵だと思っています。
粗相をされるとちょっと手間がかかりますが、足腰の弱ったワンコには最適な物だと思います★
まとめ
年を取ったワンコでも元気で走っている姿を見れていると思います。
けれど実は早めの年相応の対応が必要になっているのです。
我が家はヘルニアを発症するまでは毎日1時間歩いて散歩をしていたほどの元気が有り余っているワンコでした。
ヘルニアの発症理由には色々とあります。長時間の散歩は関係ないという医師もいますし、過度な運動が引き金になるという医師もいます。
私が感じたことは歩けるからといってたくさん歩かせるのではなく、年相応に人間側が考えて控えてコントロールすることが大切だったなと思いました。
人間と同じ感覚で考えなければならないのですよね。
すべてのワンコと飼い主の皆様が快適に暮らせますように♡
コメント